【体験談】転職して1年…本当にこれで良かったの?若手医師の現在

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こんにちは、miccoです。
早いもので、転職してからもうすぐ1年が経とうとしています。

micco

昨年度までは地方勤務医でしたが、現在は美容皮膚科医として働いています◎
※現在はまた転職をして違う職場になっていますが、この当時の状況をそのまま残しておきます!

転職に至るまでの経緯や実際の転職のスケジュールなどはこちらの記事にまとめてあります◎

あわせて読みたい
転職したら理想の生活に近づいた?医師の転職活動7ステップ 今年度から転職することができた医師の、実際の転職活動の様子と、転職してみてわかったことについて紹介していきます。

今回は、この1年(転職前後)での生活の変化や、現時点で感じていることについて、体験談として紹介していきます。

目次

1日の過ごし方が変わった

今までの職場は8:30始業でしたが、カルテチェックやカンファの準備などで1時間前には出勤していました。終業は17:00頃でしたが、雑務や勉強会の勉強などでなんだかんだ19:00を過ぎることも多かったです。当直があれば帰れないし、当番の日は家に帰ってもいつ病院から連絡が来るか…と落ち着かない日々でした。

今は10:00始業、19:00終業になり、朝はゆっくり、夜は少し遅めの生活にシフト。心配性なので朝は30分前に職場に着くようにはしていますが、あたふた準備をすることがなくなったので、仕事が始まるまでゆっくりしています

夜は夜で定時帰宅がデフォルトなので、帰宅自体は前職のときより少し遅いですが、慣れてきました。
仕事明けはおいしいものを食べに行ったりしてリフレッシュすることもできるようになりました。

週休2日のシフトワークになった

今まで土日祝日休みだったのが、週休2日のシフト制になりました。

そもそも今までは、土日祝日であっても当番や救急当直といった仕事がありました。なので、とにかく休めた心地がしません。日曜の朝に当番→昼に救急対応のコール→夜は救急当直で病院に1泊→月曜朝から終日通常業務なんてしんどい流れもありました…。

それが今では、勤務日以外は完全休み。当番も無いので呼ばれることもありません。

平日が休みになったことで歯科やクリニックに通院しやすくなったり、比較的空いている日に買い物に行けたりというメリットがある反面、夫や友達と休みが合いにくくなったというデメリットもあります。

好きなことに割ける時間が増えた

もともと多趣味なんです。ものづくりや読書、ゲーム、動画鑑賞、手帳、などなど、昔から好きなことがいっぱいあります。

今までは仕事に追われてなかなか時間が取れないことが多かったのですが、今では帰宅後や休日に思いっきり楽しめるようになりました。残業がほとんど無い、休日も呼び出される心配が無いというのは本当にストレスフリーです◎

特にこの1年は「自分のやりたい勉強」を頑張る年でもありました。今まで興味があったけど手を出せていなかった「日本化粧品検定」や「世界遺産検定」にチャレンジすることができ、いずれも合格することができました。

お給料が増えた

これは単純な額面の増加というよりも、残業や休日出勤が無いのに前の職場よりも給料が良いという事が嬉しかったです。

都会暮らしで生活が便利になった

通勤も買い物も、基本的には地下鉄で行ける範囲で済むのがありがたいです。今年度はほとんど車の運転をしなくなりました。

疲れたときでも気軽にご飯を食べに行けたり、Uber Eatsを頼めたりするのも助かっています。

また、美術館やイベントなどにも行きやすくなり、休日の過ごし方の幅も広がりました。

前に住んでいたところはわりと田舎町で、「同じ職場の人や患者さんと出会ってしまうかも」と私にとっては少し窮屈な生活で、あまりたくさん外出できていませんでした。
今は人目をあまり気にしなくなったので気持ちが楽です◎

度胸がついてきた

今までの保険診療とは患者層が変わってくる「自由診療」の範囲で働くようになったわけですが、「マイナスを0に近づける」のではなく「プラスにする」が求められることへのプレッシャーは未だに感じてしまうことが多いです。それでも、最初の頃に比べると慣れてきたこともあり、だいぶ度胸がついてきたかな…と思います。

もともと、on/offの切り替えがあまり得意ではなく、仕事の失敗や不安などを家まで持ち込んで落ち込んでしまう性格。最近はしっかりスイッチを切り替えることを意識しています。

人間関係が変わった

良くも悪くも、「人間関係が変わった」ことも大きな変化の一つでした。

そもそも前の医局の上司や同期たちは本当に良い人たちばかりで、人間関係に困っていたことはほとんどありませんでしたが、転職を機に疎遠になってしまったのは仕方ないとはいえ残念なことでした。

代わりに、というわけではありませんが、新しい職場での同僚との出会いや、学生時代の同期たちとの再会などもありました。これらは貴重で喜ばしいつながりとして、今後も大事にできたらと思っています。

転職から1年経って思うこと

未だに心の中でモヤモヤしてしまっていることがあります。
それは、「今の仕事をあとどのくらい続けることができるのか?」ということ。

約1年この仕事を続けてきて、やりがいの面だとか、お給料の面だとか、ほかにはなかなかない魅力があるなあとは思っています。

ただそれでも、「これが天職だ!」と思えることはなかったり、現役の臨床医として頑張っている同期や後輩たちの話を聞いて、「みんな頑張っているのにな」「これで本当に良かったのかな」としょんぼりしてしまったり、なんとなく後ろめたさを感じてしまうこともあります。

転職したからと言って、すべての悩みが解決されるわけではないし、むしろより良い働き方について考えることが増えたなあと思っています(考える時間が増えた、ということでもあります)。

総じて振り返ってみると、結局「あ、やっぱり自分は転職してよかったんだ」と思うけれど、「でもここが終着点ではないよね」とも思う。

ワークライフバランスの考え方は変動していくものだろうし、今後も向き合っていかなければいけない問題なので、慢心せずより良い在り方を目指していきます。

micco

自分の人生を決めるのは、自分だものね!

まとめ

今回は、転職してから1年が経った私の生活の変化と、今思っていることについて紹介しました。

「転職を考えているけど、転職後のイメージがわかない…」
「いまいち転職活動に踏み切れない…」
という方々の参考になれば幸いです◎

また、積極的に転職活動を考えている!という方は、以下の記事も併せて参考にしてみてくださいね。

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少しでも「転職」を考えている方は、まず転職サービスに登録だけでもしてみることをおすすめします。

希望する条件の職場があるということがわかるだけでも、気持ちが楽になりますよ。

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