医師の働き方比較!土日休みor週休2日シフト制、どっちがいいの?

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こんにちは、miccoです。

医師も働き方を選べるようになり、少なからず転職を考えている方も多いのではないでしょうか。

今回は、一般的な週5日勤務(土日祝休み)と、シフト制のどちらの働き方も経験している私が、それぞれの働き方のメリット・デメリットを紹介していきます。

micco

転職を考えているけど、医師のシフト制ってどんな感じなの?という方の参考になれば幸いです◎

目次

医師の働き方

医師といえば(開業医を除けば)、一般的には市中病院や大学病院の医局の一員として、残業も時間外勤務も当たり前というイメージがあります(というか実際にそうでした)が、職場によって様々な働き方が選べるようになりました。

  • 医局員として市中病院・大学病院で働く
  • 美容外科・美容皮膚科で働く
  • 産業医として働く
  • スポットバイトをする        ……など

一概には言えないところもありますが、一般的な勤務医としての週5日勤務と、週休2日シフト制の美容皮膚科の働き方を比較してわかったことについて紹介していきます。

一般的な週5日勤務(土日祝休み)の場合

私が市中病院の勤務医だった頃の例を挙げてみます。

メリット

決まった日に休める安定感

市中病院は基本的に土日祝日はお休みなので、当番・当直を除けば、安定して一定のリズムで休日が来ます。

最近は「年に5日は有給休暇を消化しなければならない」という決まりのため、うまく使えば年に1回は長期旅行に行けたりするので、仕事のモチベーションにもつながります。

学生の頃から慣れているリズムという安心感もありますね。

周りと休みを合わせやすい

職業にもよりますが、同じく土日休みの友達や家族と都合を合わせやすいというのもメリットのひとつ。

イベントや旅行の計画が立てやすくなります。

デメリット

当番や当直が入ると休みがつぶれる

勤務医なら当たり前のことかもしれませんが、私にとってはこれが結構辛かったです……。

職場や科によっては人数が多いところもあるので、割り振られる日数が少ない方もいるかもしれませんが、私が働いていたところは上司と2人きりだったので、1か月あたりの休日のうち半分は当番でした。

午前中は回診、それ以外は救急や病棟から呼ばれたら行くというような形でした。

何もない日ももちろんありましたが、いつ・どんな呼び出しがかかるかと思うとなかなか外出もできず、家にいてもあまり休まらなかったです……。

micco

スーパーで買い出し中に電話がかかってきた、なんてことも……。

さらに月に1~2回は救急当直も回ってきます。

日曜の夜に当直があっても、次の日もフル勤務で家には帰れません。

平日の帰宅後も、当番の日は常に呼ばれる可能性があるので、気持ち的に十分休めないことも多かったです。

役所などに行きづらい

医師に限らないことではありますが、役所など平日しかやっていないところになかなか行けないというのも地味にデメリットです。

仕事関連の手続きだとしても、有給をとって行くしかないというジレンマ……。

週休2日シフト制の場合

週休2日シフト制の美容皮膚科時代を例に挙げてみます。

メリット

お店が比較的空いている

平日が休みになるので、日中は比較的お店が空いているのが嬉しいポイント。

micco

平日の日中にカフェに行くと、なんともいえない優越感が◎

細かく休める

職場にもよるかもしれませんが、私の勤務先はシフト制で、連勤日数はいつもばらばらでした。

3日勤務して1日休み、そのあと2日勤務して1日休み、のように細切れに休みが来るので、次の休みまでのモチベーションが比較的続きやすいです。

役所などに行きやすい

平日休みなので、平日しかやっていない場所に行きやすいというのも嬉しいところです。

役所の手続きだけでなく、免許の更新、病院の受診なども挙げられますね。

デメリット

まとまった休暇が取りにくい

1か月の休み日数が決まっているので、細切れに休むということは連休が少なくなるということになります。

有給を使わない月は2連休が1回~多くて2回しかありませんでした。

有給を使おうにも、ほかの医師のシフトとの兼ね合いもあるためなかなか取れないことも多く、長期休暇が取りにくかったです。

そんなに遠くなければ2連休で旅行に行くこともできますが、体力が無いので距離があると結構きつい……。

場合によっては激務になることも

メリットで「細かく休める」と書きましたが、1日働いて1日休みの日もあれば、5日働いて1日しか休みが無いというタイミングもあるわけで……。

繁忙期で忙しい時期は特に、1日の休みだとなかなか疲れが取れないこともありました。

考え方次第だと思いますが、「連休を確保するためなら連勤続いても良い!」という人もいれば、「できるだけ細かく休みたい……」という人もいて、後者の場合は激務なシフトになるとしんどくなってしまいます。

micco

旅行好きなので長期休暇は欲しいけど、連勤が続くのはしんどいので、よっぽどのことが無い限り希望休暇は申請しないようにしていました……。

周りと予定を合わせづらい

土日休みがデフォルトの家族や友人とは予定を合わせづらくなります。

仕事終わりに夜ご飯くらいなら行けるけど、旅行やイベントとなると早めの調整が必要になってきます。

まとめ:自分のライフスタイルに合った働き方を

2種類の働き方を経験し、比較してわかったことを紹介してきました。

実際に転職を検討するには休み方だけでは無く、業務内容ややりがいがどうかなども関わってくるので、一概にどちらが良いとは言えません。

ただ、長い人生の中で働き方に対する考え方が変わるのはごく自然なこと。

可能なら現職で一時的に調整してもらうというのが穏便かもしれませんが、希望のライフスタイルに合わせて働き方を変えていくというのもまた一つの手段です。

一度きりの人生だから、後悔の無い選択をしていきたいですよね。

この記事が、転職を考えている方にとって一つの指針となることができれば幸いです◎

また、転職までの流れについては以下の記事にまとめてありますので、併せて読んでみてくださいね。

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希望する条件の職場があるということがわかるだけでも、気持ちが楽になりますよ。

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