こんにちは、miccoです。
世の中にはたくさんの資格・検定がありますが、皆さんは「世界遺産検定」というものがあるのをご存知ですか?
昨年の夏に、お笑い芸人のあばれる君が1級を取得したというニュースが話題になりましたよね◎
私も以前から存在は知っていて、いつか時間が出来たら受けてみたいなあ…と思っていました。
今年度から転職して自分の時間が増えたので、「挑戦してみようかな!」と思い立ち、念願叶って9月初旬に世界遺産検定3級を受験することができました!
今回は、世界遺産検定3級の受験レビューということで、勉強のスケジュールや試験本番の注意点などについて紹介していきます。
世界遺産検定って何?
世界遺産検定とは、世界遺産を通して国際的な教養を身に付けることで、持続可能な社会の発展に寄与する人材の育成を目指した検定です(世界遺産検定公式サイトより)。
世界遺産を学ぶことでその歴史や価値を知ることができるので、一般的な教養や旅行の際の楽しみになります。
分野によっては就職や進学の際に有利になることもあるとか◎
世界遺産検定3級受検の理由
元々旅行が好きで、大学生の頃にはフランスやイタリアなど海外数か国を旅しました。
有名どころの観光地にはガイドマップを頼りに色々行きましたが、それぞれどのような歴史を持ってできたものなのか、どんな意味を持った施設なのかということはほとんど学べていませんでした(高校の時の世界史の記憶が朧気に残っていたくらい…)。
事前に知識を持っていれば、歴史的背景を思い浮かべながら実際に歩き回ることができて、もっと楽しめていたかもしれない。
今は世界情勢や職業柄、なかなか海外に行くことはできないけど、今のうちに教養として身に着けておくのも悪くないかも!と思い立ち、ついに受験を決めました。
世界遺産検定には4・3・2・1級、マイスターと5つのグレードがあります。
初めて受検する場合は4・3・2級ならどこから始めてもOKで、公式サイトでは社会人なら3級からの受検がおすすめとのことでした。
3級から始めるか2級から受けるかで悩みましたが、私は3級から受けてみることにしました。
理由としては、
- 勉強期間が2ヵ月も無かったため
- 基礎知識を身に着けるため
- 認定率の高い3級から受けて確実に合格を得るため
認定率は回によって幅がありますが、2021年度の2級が約46~65%だったのに対し、3級は約68~82%(2021年度過去問題集参照)。
また、3級で学んだ内容は2級にも含まれています。
中途半端な期間で勉強して不合格になるよりも、まずは着実に3級を合格してから2級を目指した方が、合格の可能性とモチベーションのupにつながると考えました。
世界遺産検定の勉強スケジュール・勉強法
平日は朝の20~30分と、仕事終わりに余力があれば30分~1時間は勉強していました。休日も朝時間+隙間時間に進めるようにしていました。
試験まで2ヶ月無いくらいの期間でしたが、テキストと問題集はそれぞれ3周しようと計画を立てていました。具体的には以下の通り。
まずはテキストを1周流し読みしてから、過去問3回分を一通り解いてみる。
当然わからないところだらけなので間違いも多いが、ここは問題の傾向をつかむだけなのでさらっと。
過去問題集には解説が載ってないのでテキストの該当ページを参照しながら復習。
テキスト2周めは少し深めに読んでいく。知らない単語にはハイライト。
そのあと過去問2周目。ほぼ毎回出題される問題や、解ける問題がわかってくる。
それでも解けない問題をブラッシュアップしていく。
テキスト3周目。画像が乏しいところはGoogleEarthで実際にどんな場所なのかを見ながら読み進めると結構楽しい。私は日本の世界遺産が苦手だったので、公式サイトで歴史や各構成資産の特徴なども学習。
問題集3周目になるとどの回でもほぼ満点がとれるようになったが、それでもおぼえきれていないところはテキストに戻って復習。
また、試験直前くらいのタイミングで、
- 過去問題集の巻末にある予想問題
- その年の世界遺産委員会開催場所
- その年に登録されたor登録予定の日本の世界遺産
に目を通しました。
これらは結構重要なので、試験前に必ずcheck!
実際に使用した参考書
世界遺産検定の参考書はTOEICのようにたくさんの種類があるわけではなく、基本的には公式から出ているものを使うのが一般的かと思います。
公式テキスト
何がともあれ、まずはインプットから!
3級のテキストは薄めなので持ち運びやすくて良いです◎
公式過去問題集
過去問は前年度の3回分が収録されていますが、解説が無いので公式テキストを参考にしながら進めましょう。
巻末には予想問題もついており、こちらにはきちんと解説がついています。
一緒に4級の過去問も収録されていますが、私は解きませんでした。
世界遺産検定3級受検当日
4・3・2級の場合、試験の形式は一般的な公開会場受検型と、CBT受検の2種類から選べます。
CBT受検は、指定のテストセンターから好きな場所・受検時間を選べて、PC上で試験を行う形式です。
(※受験料は公開会場型の金額+1000円ほどになります)
私の場合、仕事がシフト制で、日曜が休みにならないことも多いため、CBT受検を選びました。
シフト制の私にとって、平日の好きな時間に試験を受けられるのはとてもありがたいです……!
世界遺産検定では受験票の送付が無いため、公開会場型の場合は公式サイトのマイページから印刷する必要があるようですが、CBT受検型の場合は必要ありません。
代わりに、運転免許証などの身分証明書の提示が求められますので、必ず持っていきましょう。
案内の通りに手続きを済ませて、いざ会場内へ。
会場内は自習室のような空間でした。
指定されたPCで試験開始。4択から答えだと思う選択肢をクリックするだけの簡単操作です。
解答漏れが無いかどうかもわかるようになっている親切設計でした。自信のない解答にはチェックボックスにチェックを入れておくと、後で戻りやすくなります。
紙のマークシートと違って、「段ずれ」の心配が無いのは安心ですね!
制限時間は50分ですが、早めに終わればその時点で退室することも可能です。
私の場合は見直しをしても半分くらいの時間で解き終わりました(笑)
ちゃんと下調べをしていなかったのですが、4・3・2級のCBT試験では結果がすぐにわかるそうで。
試験終了ボタンを押した後、スコアレポートが印刷され、すぐに合否を確認することが出来ました。
「合格」の2文字を見て、ホッとして会場を後にしました!(笑)
印刷したスコアレポートはそのまま持って帰れます。
受検の2ヵ月後くらいに、合格通知と認定証が届きました◎
今後の目標
申し込みはまだこれからなのですが、12月初旬頃に世界遺産検定2級を受験する予定です!
既にテキスト・問題集も購入済みで、勉強も開始しています◎
3級と重複するところはもちろんあるのですが、やはりボリュームが桁違い…!3級から挑んでよかったなと思いました(笑)
※追記(2023/1/23)
2022年12月に世界遺産検定2級を受験し、なんとか合格できました!
今後は2023年度中に1級取得を目指します!
まとめ
- 世界遺産検定は人生の教養としても、進学・就職の武器としても役立つ!
- 社会人で初めて受検する場合は、個人的には3級からがおすすめ!勉強期間に余裕がある場合は2級からでも良いのかも。
- 試験は会場型とCBT型から選べて、後者は受検場所や時間帯が自由に選べるのが魅力的!
- CBT型は合否がすぐにわかるのも嬉しい!
世界遺産検定に興味がある方や、これから初めて受検される方にとって少しでも参考になれば幸いです!
一緒に勉強頑張りましょう!!
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